まずは気軽に

書類

相続に関することは、悩んでいても何も先には進みません。
手続きを行い早く済ませてしまうためには、思い切って相談に踏み切ることが大切です。
行政書士への相談は直接事務所に行くことも、電話で対応してもらえるところもあります。また初回の何十分かは無料で話を聞いてくれるところも多いので、気軽に頼れるのも嬉しいところです。
とは言え無料の時間は決まっていますから、事前に話したいことの要点をまとめておくようにしましょう。

きちんとした専門家に舵を取ってもらいながら話を進めて行けばこじれにくく適正な形で相続を済ますことが出来ます。
もちろんそれには費用が発生しますが、自分たちだけでお互いの意見をゴリ押ししながら平行線を辿ってしまったり、不公平な分配になったりしないようにするためにはやはり多少費用をかけてでも専門家を頼るべきだと言えるでしょう。
中々相続という機会は人生の中で頻繁に訪れるものではありませんから、いざ動かなくてはとなると何から手を付けて良いのかわからなくなるものです。
ですが冷静に専門家を頼り、一つ一つこなしていくべき手順を押さえて行けば自然と終わるので、いざという時はその道のプロを、と是非心に留めておきたいところです。

する、しない

話しをする男性

遺産がある、となると相続をしなければいけない、するものだ、というイメージを持っている人は多いものです。
ですが、相続するにあたって遺産というのはプラスのものばかりではないということを知っておきましょう。

遺産にはざっくり分けて二種類のものがあります。不動産や財産など、受け取ることで自分たちにとってプラスになるものです。
しかし遺産の中にはもう一つ、借金などのマイナスのものも含まれていることを忘れてはなりません。
全てを相続する、となるとプラスのものもマイナスのものも、両方受け取らなくてはならなくなってしまいます。
都合よくプラスのものだけ受け取りたい、なんて言い分は通らないのです。
ですが、負担にならない程度にプラスとマイナスを調整して全てではなく一部受け継ぐということも出来ます。ちなみにこれは限定承認、と言います。
何をどれくらい受け継ぐか、それとも敢えて全て受け取らないか、悩む部分は大きいものです。
行政書士はそういった相談も乗ってくれますから、遺産をチェックして行く上でマイナスのものがあることが確認できる場合は用意に受け取ると決めず、一度しっかり先のことまで考えてから決めましょう。

分け方を知ろう

札束

相続に置いてもめるのは誰が受け取れるのか、というものもありますが、次いで誰がどれくらい受け取れるのかで揉めることもしばしばです。
行政書士などの専門家に相談したくなる大きな理由の一つになり得る割合も多いです。
揉めた場合は正しい専門知識を持っている専門家に間に入ってもらうのが一番ですが、そもそも分け方にはルールがあるので、まずはそちらを知っておきましょう。

一例ですが、相続人が配偶者と子供の二人だった場合、どちらも二分の一ずつ受け取ることが出来ます。
その一方で相続人が配偶者と兄弟姉妹だった場合は配偶者が四分の三、兄弟姉妹が四分の一、となります。
人数が少ない内はそれほど揉めることもないでしょうが、人数が増えたり、遺産の額が大きい場合はやはりトラブルに陥りがちなので、間に公平な目で見てくれる第三者がいるにこしたことはありません。
しかし、中にはもちろん遺言などで被相続人がどう遺産を分け合ってほしいのかなどの意思を示している場合もあります。
そういったものの有無、そして本当に本人が書いたものなのかの鑑定なども手続きを進めていく上に置いては必要になり、やらなくてはならないことは増えて行きます。
自分たちである程度事前知識を蓄えておくことも大切ですが、その上で相談するという形が最もスムーズに進むので、最低限のことは押さえておきたいところです。